灰色の朝のモノローグ

からっぽになって、それでまた寝るの。おやすみなさい。

見られてるかも・・。スマートな魚の食べ方&マナー

日本の食卓で並べられるお馴染みのものといえば”魚”が挙げられます。
煮魚に焼き魚、刺し身などなど、いろんな料理があります。
最近は魚離れと言われていますが、それでも食べる機会はそれなりにあると思います。

馴染みの魚ですが、問題はその食べ方です。
骨のある魚は食べづらく、特に焼き魚は綺麗に食べるとなると慣れていなければ苦労するものです。
ただ綺麗に食べるだけなら食べ尽くせばいいのだからそんなに難しくはありません。
しかしそこには食べ方、マナーというものがあります。

家庭では食べることが少なくなっても、外食では食べると思います。
そういった人前では特に気をつけなくてはいけません。


自分では気にしていなくても、食べ方って結構人に見られてるものなんですよね。
そんな中、スマートに食べられるというだけでも相手に好感度を与えます。

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スマートな魚の食べ方

尾頭付きの魚

尾頭付きや切り身など、焼き魚は基本的に左側から順に食べます。
頭側から尾ビレまで中骨に沿って箸を入れ、背中側の身を頭側から尾ビレに向かってに食べ進めます。
腹側も同様。この時腹わたや骨が気になる時は取り除いて皿の隅へまとめておきます。
私はワタが苦手なので、いつもここで苦労します・・。


上身を食べ終えたら次は下身です。
この時ひっくり返して食べるのはいけません。

左手で魚の頭を押さえて中骨の下に箸を入れ、尾に向かって箸を滑らせて中骨を外します。
頭を押さえて汚れた指先を舐めるのはNG。おしぼりや懐紙を使って綺麗にします。


中骨は皿の向こう側に置き、背ビレとその付け根の骨はまとめて箸で取り、この骨も皿の向こう側へ置きます。
尾びれや腹びれのところにも骨があるので、付け根に箸を入れて切り離します。
そして上身同様、背中側→腹側の順に身を食べます。


食べ終えたらお皿に残った骨やワタなどは端の方へ寄せて一箇所にまとめておきましょう。


ちなみに、皮を残しても構いませんが、その場合は骨と一緒にまとめて置きます。
しかし、見た目的にあまり綺麗ではないので、出来るなら食べたほうが良さそうです。


骨を口から出す場合は手を使うのはいけません。
箸を使って取り出しましょう。このとき口元はナプキンや手で覆い隠すとなおよし。
かぼすを使う場合は汁が飛ばないように手で覆います。

寿司

魚料理でも、骨など気にすることなく一番食べやすいのではないでしょうか。
寿司を食べる時いつも思うことがあります。
それは手で食べるのか、それとも箸を使って食べるのか。ということです。


どっちが正しいとかはなさそうですが、改まった和食屋なんかでは箸で食べたほうが上品に見えそうですよね。
寿司屋のカウンターならば箸でもいいけれど、手で食べるのもかっこいいですね。

串物

串物というと、居酒屋なんかで時々目にします。
こういう場ですと直接かぶりついてもまったく違和感はありません。
でもこれを改まった場所でするのはちょっと・・という感じです。
そういう時は串を左手で押さえ、箸を使って串から外します。
汚れた指はおしぼりできれいにします。


焼き魚なんかは食べ方が細かくあって大変ですね。。
でもその分、スマートにできたら好感度アップです。
というこで、私ももう一度意識して食べてみようと思います。


最後にもう一度やっていはいけないことを載せておきます。
汚れた手は口で舐めない。
骨を口から出す時は手を使わない。
焼き魚は上下左右に動かさない。また、食べ終えた骨などはあちこち置かない。

それではよい魚ライフを。
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