灰色の朝のモノローグ

からっぽになって、それでまた寝るの。おやすみなさい。

1970年代のあのキラキラの可愛さに気がついた!

漫画をあまり読まない私ですが、本屋へ行くと時々漫画が気になるときがあります。というのも、その華やかな表紙が目についたからなんですが。そして無性に読みたくなる。そういう時はいつも何か買おうかな~と思うのですが、でも一体何を買えば・・と悩むものです。絵やストーリーで決めようにもどの漫画も魅力的で迷うし、最近のものはまだ完結してないし・・。まだ終わってないものは先を気にしながら待つのが嫌なので避けてます。

だとするとターゲットはちょっと前のもの。でもどうせ前のものにするなら、とことん前に遡ろうと思いまして、選んだのが1975年に発表された『5愛のルール』というもの。この時代の特徴的なタッチ。目がキラキラしてるやつですね。最近はなぜかこういう感じの絵に好感を持てるようになりました。多分テレビやコスメコーナー等で目にする機会が増えたからかな?

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1975年に発表されていたと言っても、発売されたのは2003年という比較的まだ最近ということ。中の絵を見て、あ~これこれ!と求めていたキラキラお目目を発見してワクワク。昔は苦手意識さえあったこの目が、なぜか今は可愛く感じる・・。

掲載されていた頃を知りませんが、りぼんで第一部を発表してから30年近く経ってようやく一冊の本になったようです。しかも第一部で打ち切られてるみたいで未完。なのでこの一冊で終わり。それが私には都合がいい。あまりにも数が多いと場所もとるしお金もかかる・・。

未完といってもさほど気になりません。むしろ未完だと知らずに読んでたので気づきませんでした。

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ストーリーは男と女のドロッとした愛と憎しみの世界。女を利用してのし上がろうとする男、その男に利用されている女たちのバトル。これがりぼんには”大人”すぎたみたいですが、かえって私が今読んでもこどもっぽ過ぎないので問題なく読めます。

  それにしてもみんなキラッキラ。髪型とか服装なんかは時代を感じますね。70年代ってこういうのが流行ってたんだなぁ。登場する男の髪型をみてビートルズを思いだしました。最近の漫画とは違う雰囲気がなんとも新鮮。これ系ならあとは『ポーの一族』を読んでみたいなぁ。

5愛のルール (集英社文庫―コミック版)

5愛のルール (集英社文庫―コミック版)