最後まで読みきれなかった気分の悪い一冊
つまらない本でも買ったものは妥協してでも読みきっているようにしていますが、一冊どうしても読みきれない本があります。
「獣儀式」という小説です。
これはつまらないというより、読むのが辛いんです。
なぜこれを買ったのかというと『グロ』で知られている(らしい)からです。
私はグロというジャンルを読んだことがなかったので興味本位で手を出しました。
もう始めのほうからハードで、気持ち悪さでいっぱいです。
毎日少しずつ読みましたが3分の1程度でギブアップしました。
しかも『グロ』に『エロ』がプラスされているので、余計にブレーキがかかります。
ストーリー
冥土から人間界に溢れでた鬼たちが人間をむごい方法で惨殺していく話です。
すみません、これしか書けません。
途中までしか読んでないのとむごいのとで細かなことは書けませんが、とにかく気分が悪いです。
面白い面白くない以前に、内容よりもグロさしか入ってきません。
こういう作られた怖さって人によってはリアリティに欠けてつまらないと感じる人もいると思います。
本当に胸を打つ怖さってこういうのとは違うんですよね。
でもこの「獣儀式」も描写を想像すると、単純に気持ち悪さは感じます。
不快でたまりません。
映画の「SAW」は観れたのに何でこれは読めないのか自分でも不思議です。
著者にとっては私のように不快に感じさせることが目的だと思うので、そういう意味では成功です。
でも、最後まで読めなくてごめんなさい。無理でした。
とにかくグロいものが読みたいという人にはおすすめします。
私はもうこのジャンルに手を出すことはないでしょう。。
今まで記事にした本の大体は表紙の絵を描いてきましたが、今回はその気力がないのでやめておきます。
- 作者: 友成純一
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
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